ぼくはキャバクラが苦手です
普通のクラブと違って時間制なので忙しない。。
ちょっとましな子が来ても指名しない限り次から次に女の子が代わるので落ち着かないし話がぜんぜん面白くない。。
（ 前はベンツ１台新車で買えるくらい通ったんだけどね。。。汗 ）
。。。会社の仕事を手伝わせている後輩にせがまれて久しぶりにキャバクラに行った。。。
公営ではないちゃんとした娯楽設備の整ったプールに連れてってもらった夏休みの小学生状態ではしゃぐ後輩を尻目にうじうじ酒を飲んでいた。。
ベルサイユ宮殿の住人のようなヘアスタイルと目の縁を真っ黒に塗りたくったパンダのような独特の化粧を施した同じ顔で同じことを聞いて同じことを話してくるクローン人間のような女の子が何回か入れ代わった後。。
。。。ん？。。。。
ちょっと違うタイプの子が隣に座った。
名前は【 愛ちゃん（仮名）】
化粧も薄めでヘアスタイルも他の子達に比べて派手じゃない。。
一見普通の子。。。。地味にみえる子。。。
不思議と和む。。。
まるでなんでもありの女友達のようだった。。
酔いもまわってきて
「 ひょっとして愛ちゃん変態？ 」
『 はい！変態です♪ 』
《《 よっしゃ！^^ 》》
「 Ｍでしょ？ 」
『 うん^^ 』
「 ^o^。。。そなんだ。。。縛られるの好き？ 」
『 まだ、ちゃんと縛られたことはないけどすっごく興味あります！ 』
《《 おおおおお。。。イけるかぁ？ 》》
《《 縛り歴○○年？のおいらの目に間違いはなかったぁ！！^^ 》》
話に弾みがついてきた。。。
「 縛りのモデルやらない？ 」
『 ん～？。。。どんなことするんですかぁ。。。』
「 縛って写真撮るだけだよん♪ 」
『 え？それだけ？ほんとに？スカトロとかするんでしょぉ？』
「 しねぇよ！ぼくのやってることは美の追求！エロじゃない！ 」
『 でも、エロでしょ？ふふ。。。 』
「 まあ。。うん！^-^（爆）」
『 うぅん。。結構興味あるなぁ。。。』
《《 まじすかぁ！？^o^ 》》
「 じゃ。やろうよ！モデル。。ギャラ安いけどね 」
『 ギャラとかはただじゃなきゃいくらでも良いんだけどぉ。。 』
《《 G E T ! #~O~# 》》
と。そこで黒服の鬼の声。。。
{ そろそろお時間ですが・・・・ }
《《 うざ！ 》》
「 延長延長！延長してください 」
｛ ありがとうございますぅ。ごゆっくりお楽しみください }
「 はい、はい 」
《《 はやくあっち行けよ。。》》
黒服が背を向けたとたん再び交渉（鬼口説き）を再開。。
しばらくすると再び黒服の悪魔の声。。。
{ 愛さん＃ }
《《 げっ！愛ちゃん呼ばれちゃった！！汗 》》
「 指名指名！指名にしてください 」
（ 気に入った子を指名するとその子は交代しないの。。。
お金かかるけどね ）
{ ありがとうございますぅ。ごゆっくりお楽しみください }
「 はぁい 」
《 わかったおぉ。。早くあっち行けって。。。。》
その後も本気でいろいろ説明したり肩関節硬さをチェックしたり。。。。。。
で。愛ちゃんから決めの言葉
『 じゃ撮影いつにする？連絡先教えますね^^ 』
《《 ^^♪^^♪^^♪^^♪^O^ 》》
「 いや。こっちが教えるから適当なときに連絡してきて？ 」
『 はい。わかりました。。。でも緊張するなぁ。。』
会計が終わって店を出るためエレベーターを待ってる間、
壁に貼ってあるお店に在籍している自慢の女の子たちの写真を眺めていた。。
売れっ子の写真ほど上の方貼ってあってサイズも大きい。。
《《 愛ちゃんいるかなぁ。。。 》》
お水っぽくないからあんまり人気ないんだろうなぁ。。
下の方の小さな写真から探した。。。
ない。。。。。
《《 ランク外かぁ。。。 》》
《《 でもぼくにとってはNo.1だから店での人気なんて関係ないもんねぇ。。。》》
と。
愛ちゃんの写真をみつけてしまった！。。。。
それは。。。≪ 一番上のど真ん中！ ≫。。。（滝汗）
。。。。愛ちゃんはみんなのNo.1だった。。。。。
約2時間年甲斐も無くドキドキさせてくれた。。^^
約2時間ものすご良い気分にさせてくれた。。^^
約2時間有頂天にさせてくれた。。。。^^;
・・・・・・心地良い敗北感を残して・・・・・・
≪ 恐るべし Ｎo.１ ！！ ≫
PS：その後愛ちゃんから連絡が来ないことは言うまでも無い
- 2007/06/03(日) 15:24:54|
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