【助さんのゆうつ】
今回も懲りずに≪江戸時代ネタ≫
飽きちゃった人はごめんなさいよ
≪水戸黄門≫
水戸の黄門さま、水戸光圀、徳川光圀。。。。
水戸藩のお殿様
徳川家康の孫
この人は現役時代は将軍様(北朝鮮のあいつじゃないよ)の補佐をしてたんです。
実際そんな役職はなかったのですが地位的には ≪副将軍≫
つまり日本で2番目に偉い人だったんですね
で。。。
この黄門さまが引退して、お供を連れて日本中を旅してその土地その土地の悪い奴らをこらしめてまわって世直しをするのがテレビ番組の ≪水戸黄門≫
変態でもゲイでもノーマルな人も知らない人がいない
お供の二人は佐々木助三郎と 渥美格之進、つまり ≪助さん・格さん≫ だ
今回はこの二人が主役。。。
この二人も実はそれぞれ相当すげぇ ≪家≫ を持っていて、うちに帰ればそれこそ100人近い家来や使用人を持つ ≪お殿様≫ なんです(実際にモデルとなった人もいたらしい)
水戸光圀くらいの超スーパーVIPになると外出するとき、普通は軍隊並みの護衛が必要なのに、いくら身を隠してるとはいえ物語ではこの二人だけで黄門様をお護りしていた。。。
だから相当強い!はず
並みの強さではない!!はず
K-1戦士や前田日明主催の≪アウトサイダー≫に出てくる格闘家の選手なんか問題にならないくらい強い!!はず
悪者の代官たちなんかに囲まれちゃってるのに 黄門さまの 『助さん・格さん懲らしめてやりなさいっ!!』
の一言で30人くらいの相手をぼっこぼこにぶっとばしてしまう!
そして、スリル満点のローマ帝国時代をほうふつさせるような ≪男たちの戦い≫ をさんざん楽しんだ黄門さまが最後に
『もおいいでしょう!』の一言!
んで。 ≪将軍家マーク≫入りの小物入れ(印籠)を見せつけて相手完全にを捻じ伏せてしまう。。
なんて痛快!!
なんて爽快!!
。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。でも。。。。。。
ふと思った。。。。。
毎回毎回助さんや格さんにぼこぼこにされているお侍さんたち。。。。
この人たちって悪者??なの??
そりゃこの人たちのお殿さまは悪者でも、みんなそんなこと知らないわけですよね?
みんなそれぞれ命令に忠実に、命をかけて一生懸命働くまじめな ≪公務員≫ じゃないですか?
助さん・格さんにシめられて怪我もするだろうし、自分の仕える殿様が失脚したらお家は断絶。。。
全員浪人なってしまって家族も使用人もみんな路頭に迷ってしまうよね?
黄門さまはそのことを考えなかったのかな?
そして。。。
ここから今回の本題に入るわけですが。。。。
お供の ≪助さんと格さん≫
モノ好きじじぃの悪趣味で迷惑な道楽に付き合って、毎週・毎週日本全国いたるところで、日本刀を持って死にもの狂いで自分たちを殺しにかかってくる何10人もの敵とけんかしなくっちゃならないんだぜ!?
いつも、自分たちが切り殺されるかも知れないって恐怖と戦ってなくちゃならないし。。。。
幸運にして自分たちは無傷だったとしても、万が一黄門さまがほんのちょっとでもかすり傷でも負おうものなら、即責任とって
≪切腹≫!!さ
もしそうなったら、当然助さん・格さんちは両家とも ≪お取り潰し≫ だぁ!(汗)
もちろん両家合わせて200人近くいる家来は浪人の身となってしまうし、使用人たちも路頭に迷うわけだ!
さらに食うに困って、そいつらの一部は確実にゆすり・たかり・追いはぎ・辻斬りなんかに走ってしまって、治安はどんどん悪くなる。。。
助さん・格さんはそんなストレスを背負って毎日生きているわけだから。。。
円形脱毛症だの・胃潰瘍だの・心身症だの・うつ病だの・原因不明の吐き気・下痢・頭痛・めまい・過呼吸などなど、いろんな症状に悩まされていたのだろうね?きっと
そんな症状の辛さを隠し通して、満面の笑みでじじぃと旅を続ける彼ら。。。。
まさに男の中の男たちです!
そんな彼らに敬意を表するとともに、とても不憫に思うのはぼくだけなのかなぁ。。。
じゃまたね^p^
- 2011/02/20(日) 13:11:18|
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前回ぼくがタイムスリップで江戸時代に行ってきたことをお話しましたけど今回も ≪江戸時代ネタ≫
実はぼくは時代劇も時代小説も大好きなんです。
池波正太郎とか司馬遼太郎とか何度も読み返しました!
特に池波正太郎なんかはどの小説にも江戸時代の食べ物のことが書いてあるから好きです。。
江戸時代は士農工商とか四民とかいって、身分制度があって
【士】は武士(お侍さん)、【農】は農家、【工】は職人、【商】は商人。。
で。身分的には侍→町人(工・商)→農民の順に偉かった。。
一番偉いお侍さんはもともと兵隊さんだからいつでもお国(将軍)のために戦争に出れるように刀を持っていました
一本は人を切るため。。
そして一本はいつでも何かの不祥事を起こした時や護らなくてはならない人のため、潔く自分の腹を切って自害するため。。。
大小2本常に持ち歩いていました。。
でも実際は江戸時代の後の方になるにつれ ≪天下泰平≫ と言って戦国時代のような戦争もなく、治安が保たれ、秩序も守られていました。
だから本当はほとんどの侍は切り合いなんかしないし、刀なんて必要なくて、実際重いから中身を竹にしていた人もたくさんいたとか。
年末になると毎年どこかのチャンネルでやっている《忠臣蔵》の《赤穂浪士47人》だって、実際に切腹したのは2名だけで残りの人は短刀の代わりに扇子を使って腹を切るまねだけして後ろに立ってる介錯人が首を切っていたとかってお話まであるんですよ。
そんな時代に火付け盗賊改め(放火・強盗殺人捜査専門の特殊部隊)とか新撰組(反政府勢力鎮圧専門の特殊部隊)なんかは毎日毎日命をかけて実際に殺し合いをしていました。
相当気合の入った人たち。
こいつらはK-1戦士なんかより全然すごい!!
昔。池波正太郎の【鬼平犯科帳】とか司馬遼太郎の【燃えよ剣】などの小説を読んでいるとどきどきわくわくしてすぐに自分を主人公と置き換えて妄想していました。。。。
気合が入っていて
度胸があって
いつでも自分の信念のために死ぬ覚悟があって。。
なのにダーティーな部分もあって
人間味あふれていて。。。
それこそ≪男の中の男!!≫
ぼくにとってはまさに≪ヒーロー≫!!
しかし、ひとつだけ嫌いなところがあります
残念で仕方のないところ。
絶対ゆずれないないところ。。
絶対納得できないし絶対受け入れられないところ。。。
それは
あの ≪頭≫
ヘアースタイル。。。。。
≪ちょんまげ≫
あの妙ちくりんでへんてこりんなヘアースタイルはいったい誰が思いついたのだろう???
ちょんまげなんて変な呼び方 いったい誰がはじめたんだろう??
並びかえたら ≪げまんちょ≫ だぜ!?(爆)
なんで!あの頭なんだろう???
別にあれでなくても良くね??
しかも、国民全員が普通にあの変な頭をしていたなんて異常なことだと思うんですよね~。。。
絶対にほかの国からバカにされますって
現代で、もし男も女もあのヘアースタイルだったら出勤時の満員電車なんかうっとうしくて絶対乗れないと思うんだよね。。
考えてももらいたい!
渋谷のセンター街とか109なんてあのあたまで茶髪「とか金髪とかのやつがうじゃうじゃいるんだぜ!!(大汗)
≪恐るべし江戸時代≫
でも。。。
あの頭で真剣に大まじめな顔して生きていたなんてなんだかゆかいですよね(爆)
- 2011/02/09(水) 23:28:52|
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